マイクロ キャスト 水野 1974年製 NYC 鉄道 アルコ P2 機関車

microcast 水野 輸出モデル

ニューヨークセントラル 鉄道 P2 機関車

このモデルと出会ったのは とある リサイクルショップの ジャンクカゴの中・・・・

マイクロキャスト ジャンク ナニガシ………

と書かれた プライスと薄汚れた箱

箱を開けると 重厚な鉄道模型が顔をだした。

日本が まだまだ 欧米へ 輸出を頑張っていた1970年代

韓国にシェアを奪われる少し前の話であろう・・・・

そのころにマイクロキャスト水野 で製造されたであろうこの機関車

車体や構造は古いものの、各パーツやデティールは うまくまとめられている。

カスタム ブラス NTMM と書かれている 車体裏の銘版

カスタムブラスと言う インポーターがアメリカで 販売していた商品で

その中には マイクロキャストをはじめ 韓国のアジンや 国内のカツミ等 有名メーカーが下請けを行っていた。

この機関車も 前オーナーの手によって なんとなく雰囲気だけでもと 塗装されている

せっかくなのであれば NYC 鉄道の後期塗装に仕立ててみよう。

そして モーター等も一新し 今でも通用するレベルまで持っていってみようと思ったのが スタート

塗装はまず剥離し、洗浄、酸ポール、クレンザーでしっかり洗い

その後は メタルプライマー サーフェーサーを拭き下地を仕上げていった


インターネットを駆使すれば P2用のヒゲ塗装のデカールは買えるかもしれない・・・・

だけど 自分でできるのであれば やってみよう と思い 塗装で 白ストライプを行う事に

この後3回もやりなす事になったのは 塗装技術の向上への練習となった。

マスキングをはがす その時は 胸の高鳴りと うまくいったときの あの感覚・・・・

これがあるから 模型の塗装は楽しい。

ブラック&ブルー&ホワイトを混ぜた自家調合の NYCの独特なグレーを再現

薄いグレーも自家調合

ひとまず 塗装の工程は終了、最後に半艶のクリアーで 仕上げ

 

オープンモーターの 古いタイプから

全密閉の 缶モーターへ

駆動方式は インサイドギアで3軸へ 動力を伝達

オープンモーターは 引退

前照灯から 人工ダイヤモンドのレンズを外し ピンバイスで 穴を貫通させる

そして 秋葉原 秋月電子で 購入した 💡電球色のLEDを配置

 

NYCのロゴや 機関車のナンバーは 古いアメリカ製の デカールを

かなり固いので マークソフターでなじませる

デッキや 下回りは ブラウンの艶消し、パステル等で ウエザリングを施す

やりすぎに注意

ウエザリングを軽くすることで 実際に使っていたような 雰囲気で
飾っていても目を楽しませてくれる機関車へ♪

パステルを調合し、筆で 整えていく

作業が終了すると 次は 水性クリアーで オーバーコート

無事に完成! 堂々たる その姿は 最初の頃の ジャンクな姿とは 違い

日本製品が元気だったころを象徴するように 輝いて見えた。

最後に ライトレンズや 牛よけベル等に塗装を入れ
終了

これで 空の向こう側にいる水野様にも 喜んでいただけただろうか?

堂々としたデッキの付いた戦前の機関車は やはりかっこいい

LED化で より カッコイイスタイルの P2

これからも どんどん使って 皆様の目を楽しませてくれる事だろう・・・・

 

レストア期間
2018年3月頃~9月23日

レストア