PEUGEOT PX10 Reynolds 531パイプ 1974年頃 マンガン モリブデン

Peugeot プジョー 往年の名車 PX10

マンガンモリブデン鋼の Reynolds531を使用したフレームです。
Franceからご当地お取り寄せです。


フランス本国から到着したばかりの図です。

往年の名車は薄汚れ、ホイールは傷つき とても乗れるような状態ではなかった・・・・ですが
だましだまし少し乗ってみると 大変な状態でした(;´∀`)


レイノルズ531に サンプレックス、マファック、ノルマンディー等
70年代当時の高級パーツで埋め尽くされたプジョー

いいですね~! これぞビンテージ♪(*^-^*)


光る原石と言ったところでありませうか・・・・


マファック コンペティション
1980年代まで オールフランス製でツールドフランスを戦っていたと言う話
今では うそでしょ?って思うのですが
フランスVSイタリーが繰り広げられていたわけです。


マファックのフーデットブレーキレバーは かなりダメージがすごく
ブラケットを握るとポロポロと破断しました。

52T×45Tと言うなかなか男ギアのストロングライトのクランク

もちろんペダルネジ径はフレンチ

イデアル80番は 薄汚れた状態・・・・

非常に 硬くお尻に合わなさそうなので交換予定。
(この後判明しましたが 硬くなってしまい 割れている箇所もありました)

パーツは全て磨きをかけ、チェーンも再利用
ハンドルは左が 磨いた後、右側が 磨く前です↑

フロントディレイラーのみ サンプレックスコンペティションのデルリンが割れてしまい

カンパニョーロ ヌーボレコードに交換
そのうちまたユーレーやサンプレに戻す予定です。

ワイヤーリードも 交換へ
デルリン製は 経年で痛んでいる事が多いですね。

往年の名車を復活!

(写真の時は山用で クランクは コンパクトにしました)

全体のバランスを考え、極力現代パーツを抑え

70年代のパーツ構成を崩さぬよう くみ上げた


サドルは Brooks B17 インペリアルへ

長時間ライドもこれで一安心
(そのうちイデアルに戻しましょうかねぇ・・・ 画策中です)

stronglightも磨きをかけ、BBもグリースアップいたしました。

フィキシングボルトは腐食のため 手元にあった金を入れましたが
その後戻しました😅

なめらかな回転と カンパのFDで 変速もスムーズ

インナーを45Tから38Tへ交換

サンプレックス コンペティション 縦型ディレーラーも美しいですね

マファック コンペティション& リンドウバイクスさんの
ヴレットライトを装備

ブレーキシューはクールストップ マファック用で制動力UPです


マファック ブレーキレバーは穴あきタイプの新品へ交換済み

制動のしやすさも 重要ですね。

追撃を許さない そのフォルムが 美しいPX10

レストア期間

2018/6/24~2018/7/1

オマケ

2023年10月
当時物の部品が大量入荷致しましたので
当時物で1970年代カスタムをしてみました。

ハブは 36Hのカンパニョーロ レコードハブ ギアはアトムからレジナの14-24Tへ変更です。
当時物のマイヨール&Mavicリムからカンパへ・・・

リムはスーパーチャンピオン いわゆるスーチャン 36H クリンチャーです。
デッドストック品です。

このカスタムは当時であれば チューブラー一択ですが 現代風にクリンチャータイヤにいたしました。
(タイヤ&チューブの 通常タイプです)
スポークはDTスイス のチャンピオン2.0mmです。

タイヤはマキシスのハイロード 26C アメサイドカラーで 良い雰囲気です。
食いつきも良く 乗り心地も良いタイヤです(^_^)

サドルは イデアル 60番 タイプレコード ナチュラルカラーです。
なかなかお洒落で小ぶりな サドルでお気に入りです✌

ホイールはテストが終わったら販売してみようかなと思います。
前後レコードリムラージフランジ
F、100mm R、126mm
ねじ フレンチピッチ
ギア レジナ 14-24T ボスフリー5段
リム スーパーチャンピオン クリンチャー 36H
タイヤはマキシス ハイロード 26C チューブマキシス
ハブは前後グリスアップしております。

以上オマケでした。

2023年10月 加筆

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Author: nodananoda